カメラマンの撮影料金について

料金イメージ
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小山洋介

料理写真のカメラマンをやっております。日本酒が好きです。カメラはキャノン党です。

広告写真に携わっている方ならばご存知だろうが、有名カメラマンの料金、ギャラは人気によってまちまちである。芸能人と同じだ。売れてれば高いし、売れてなければ安い。

有名カメラマン以外の広告撮影を行なっているカメラマンは大抵基本的なラインがあって基本料金3万-5万、1カット¥3000-¥15000という感じだ。化粧品の撮影なんかは合成作業が増えるので単価は高くなる。この価格帯だと請求金額は大抵10万円前後となる。また、これこれの仕事を予算いくらでお願いします。というお客様の予算に合わせた撮影も多い。

 

予算が大きい場合の撮影料金

一般的なカメラマンの料金は基本料金プラス1カットいくらという形となっている。
広告代理店が間に入って予算も大きい場合は収益還元法で求める場合もある。例えば広告キャンペーン使用期間、配布地域、使用媒体の範囲なんかで大まかに料金を求めるのである。

私が行なっているサービスでは個人店がほとんどなので、そのような料金システムは適用できない。それに使用媒体の範囲などで縛るのはどうかと思うので設定していない。自分が頼む側だったら撮ってもらった写真はいつでも好きに使いたいので、そのようなサービスを提供している。

高額だと撮影料金はいくらなのか?

残念ながら私の経験ではないが直接本人から聞いた話では80年代バブル期で、外人タレントの撮影してギャラが800万だった、というのが個人的に聞いた中では最高額だ。それから単価は下がり続け、現在は底値という感じか。

激安だと撮影料金はいくらか?

広告撮影の経験のすくない方は、とにかく安ければ良いという方が多く、値段が全てである。料理で例えるなら味も質も何を出されても違いがわからないから、とにかく安く数多く食べたいという方々である。

私はこういった仕事は経験上受けない。どんなサービスを提供しても不満を述べられ、もっと安くならないのかと値切られるので楽しくないからだ。依頼者はもっと値切れたかもしれないと思い、作業者は渾身のサービスが評価されなかったと、双方が不満のまま終わることになる。

クラウドワークス、ランサーズ、などのマッチングサービスは色々あるがプロとして飯を食っているカメラマンはほとんどいないだろう。なぜなら撮影料金が??であるからだ。こちらは100万以上の機材を揃えて現地へ伺い、技術を提供しているのだが、それはネット上のクライアントには伝わらない。クライアントには「安く頼める」以外に判断基準がないからだ。なのでプロは採算が合わないので引っ込み、趣味レベルのカメラマンなら仕事を受けられる、というサービスである。趣味なのにお金もらえるからやります、ならば集まる自称カメラマンの技術もそれなりであろう。

世の中うまくできていて、激安は低品質の可能性が非常に高いのである。。

業務用ストロボは高い機材

撮影のプロ機材は値段が高い。修理代も高い。アマゾンでは安価な中華製が売られているが、写真を生業とする身としてはいつ壊れるかわからない安物機材は撮影時のトラブルなどで結局は高くつく事になる。やはり一流品を買うしか選択肢はない。

高価で使用頻度の少ない機材はレンタルすれば良いが、基本的な照明機材は揃える必要がある。一番高いのはストロボ機材である。
電源部20万-100万
発光部10万-20万
となかなかの値段である。発光部は大抵2台以上を使用するので安価なもので40万くらいする。

電源部と発光部が一緒になったモノブロックストロボという便利なものもあり、一台5万-15万くらいだ。当方のおてがるプランではモノブロックストロボを使用している。この二つの電源セパレート型と一体型モノブロック型の違いは色々あるが、光の質に関してはほとんど差はない。

ストロボだけでは単に光るライトなので、光の質を目的の表現にするために、スタンド、傘、ソフトライトボックスなど色々な機材が必要なのである。

自分で機材をレンタルして自分で撮影するといくらかかるの?

カメラマンに頼まないで自分で機材を一日レンタルして撮影するとどうなるか計算してみよう。レンタル価格はライトアップの価格とした。

機材レンタル料金
カメラ Canon 5d3 15,000円
レンズ Canon 24-70mm 4,000円
レンズ Canon 16-35mm 4,000円
ストロボ Comet400w二灯 8,000円
合計31,000円

最低限の機材を1日レンタルしただけで3万円を超えてしまった。。これにディフューザー、スタンド、レフ板、三脚など更に沢山の機材が必要です。しかも、これらを使いこなして初めてそれなりの写真が撮影できます。

自分で撮影すると時間と労力が更にかかります。撮影には集中力持続とそれなりの技術が必要です。

カメラがいいから良い写真が撮れると思ってるお客様もいらっしゃいますが、カメラ、ストロボ、そのほかの機材を揃え、それらを上手に使いこなせ、かつ被写体をうまく切り取る技術があって、初めて生業とできるレベルの写真を撮れるようになります。

当方の行なっている2時間3万円というサービスが、いかにお得なのかがわかります笑

何が違って三分の一の料金になるのだろうか?

広告撮影を行なっているカメラマンは大抵基本的なラインがあって基本料金3万-5万、1カット¥3000-¥15000という感じだ。この料金だと請求金額は大抵10万円前後となる。

広告写真の表現の幅は持っている機材とカメラマンの技術でたいてい決まるので沢山の機材を持っていれば様々な注文に対応することができる。持ち運ぶ機材を料理撮影に特化する事で機材を減らしているというのと時間制限によって料金も安価になるのである。

あとはお客様の属性である。商売としては、お金持ちのお客様を顧客にしなければならないのは周知の事実だが、そこには当然ライバルも沢山いるので競争率も高いのである。広告を沢山打つお客ほどお金持ちの場合が多い。広告を打つから認知度が上がり売り上げも上がるのだ。しかしながら飲食の個人店は広告に予算が割けるほどの資金があまりないので個人店向けに安価で提供している。

 

まとめ

カメラマンの撮影料金はピンキリ。だがある程度のラインはある。それは主に必要とされる機材や技術によって値段が決まる。業務用ストロボは高価。かつてのバブル期は儲かった。いまは単価は安い。激安サービスは低品質。
当方の提供している”おてがるプラン”は大変コストパフォーマンスが良い。