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小山洋介
料理写真のカメラマンをやっております。日本酒が好きです。カメラはキャノン党です。
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ここでは写真用の機材なしで美味しそうに撮影する方法を解説します。
といってもレフ板は使います。レフ板はあると大変便利です。600円以内でしっかりしたものを用意できますので、ぜひご用意ください。
1. 料理に当たる光を一つにする。
料理に当たる光を一つにするとは、太陽の光で撮影する場合に、室内の照明が料理に当たらないようにするという事です。つまり室内の照明を消すという事です。室内の照明を消すと真っ暗で撮影できない場合や地下の場合は野外で撮影します。
写真撮影の光の色について下記で解説しています。
2. 外で撮影する場合は晴れた日の日陰で行うと簡単
外で撮影する場合は晴れた日の日陰で撮影してください。
直射日光での撮影は日中はコントラストが強すぎて美味しそうに見せることが難しいです。早朝や夕方の太陽が低い時は雰囲気のある写真を撮ることができますが、料理自身をおいしそうに見せると言う点においては最適ではありません。
曇りや雨だと美味しそうに撮影する事が難しいです。もちろん技術的には出来るのですが、それなりの技術と機材が必要となります。
プロの現場では太陽光頼みの撮影は光が安定しないので物や料理の撮影はほとんどストロボ光を使用します。逆に人物の撮影では背景や雰囲気が重要なのでストロボの光で撮影できない場合がありますので天気予備日をとったり太陽が出るのを待ったりもします。
3. 逆光になるように場所を決める、たいてい窓際でOK
簡単に撮影できる場所は室内の窓際です。窓際にテーブルを移動して、
窓、料理、自分
というポジションを取り窓からの光をメインの光源として撮影します。
4. レフ板で正面を明るくする。
逆光で撮影すると正面が相対的に暗くなります。その暗くなった正面を明るくするためにレフ板を置きます。レフ板をいろいろ動かしてみて好みのポイントを探ってください。